2012年8月12日(日曜日)の記事
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快楽ハンター案内人第五話【3】風間優一
投稿日:2012年8月12日
「だけどよ。ママもむちゃを言うよな」
ボーイの青山と田中が、小声でひそひそと話し合っている。
「そうだよ。怜子ちゃんがかわいそうだよ」
「でも、ママに逆らうとヤバイぜ」
「そうだな、ヤッちゃうか」
「ああ、ヤッちゃおう」
二人はママに頼まれ、怜子を強姦する段取りを決めていたのだ。
「ママは俺たちに怜子を強姦させ、そうやって店に釘づけにしようって寸法だろう」
年上の青山が目を光らせて言った。
「そうだよ、危険なママだな」
田中は少し不安な表情を浮かべて、
「訴えられたりしないか?」
と訊いた。
「その時はママの命令だって言えばいいだろ」
「でも、俺らが実行犯なんだぜ」
「わかってる。でも、やるしかない」
二人でそんな危険な話をした。
そのあとで、店で怜子を見ると、青山はにわかに股間が熱くなった。キュートな顔もすべすべしていそうな胸やお尻も、魅力的で、早くものにしたいとさえ思えてくる。
深夜一時に店の営業が終わり、怜子は先に帰った。青山と田中は、ママから借りた合鍵を持って、三時頃に怜子の部屋へ向かった。ワンルームマンションの三階だった。辺りはすっかり闇夜で、物音一つしない。
「この部屋だな」
「もう寝てるかな」
「寝てるやろ」
鍵穴に鍵をゆっくり入れ、右に回すと、カチっと音が鳴った。
(つづく)
【執筆者プロフィール・風間優一】
会社勤めをしながら、官能小説を書いている。月刊誌などに執筆経験あり。妻子あり。かつて愛人がいたけど、今は別れた。妻からも別れ話が出ている。趣味は釣りと占いを見てもらうこと。京都在住。
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