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猟奇家族【197】/卯月恭一

2016年10月09日(日)

それからフリーライターの姿は見えなかった。

ryokikazoku_policeその後は何事もなく済んだが、真純はずっと気になっていた。あいつは何を企んでいるのか、と。まだ何かを追いかけているのか、と……。

 

そんなある日、朝早くから警察官二人が自宅を訪ねてきた。警察手帳を見せられた時、真純は焦った。まさか、と逃げたいくらいだった。
「こちらに渡辺夢乃さんがおられますね」
警察官の口調は穏やかだが、目つきは鋭かった。
「は、はい」
真純は口ごもった。
何かバレたのか……。
心臓がどきどきする。

 

「今、いますか」
「はい。まだ寝てますが」
「ちょっと起こしていただけませんか」
「いったい、なんでしょう?」
「家出の捜索願いが出ています。ちょっと署で話を聴かせて欲しいんですよ」
「家出捜索願いですか……」
なぜ俺の家がバレたのか。警察にバレるはずかないから、誰かの通報によるものだろう。

 

くそ。あのやろうか!

 

こうして真純は夢乃とともに署に連行されることになった。夢乃も不安がっている。一歩間違えば、未成年誘拐容疑で逮捕されかねない。
パトカーの中で真純は少し怯えていたが、夢乃も同じ気分に違いない。

 

「どうして家出だとわかったんですか?」
真純はさりげなく聞いてみた。すると、「匿名の通報がありましてね。内偵してたんですよ。変な意味じゃないですよ。間違いがあってはいけないからね」
どういうわけか、優しい口調だ。夢乃がいるからか。それがまた妙に不気味だった。

 

「そうですか。僕は何もしてませんから」
「わかっている。それは署でゆっくり聴くから」
なんかやばそうだ。真純は後部座席で夢乃の手を握った。夢乃が握り返してくる。夢乃が「監禁されていました」とでもしゃべったら、俺は即逮捕だ。また刑務所に舞い戻ってしまう。俺は夢乃とエッチをしまくったが、強制はしていない。強姦もしていない。それだけは夢乃もわっかっているはずだ。
真純は心の中でそう言い聞かせた。

 

住宅街の中を今、パトカーは走っている。俺はパトカーの窓から外を眺めた。ごみごみした住宅街が広がっていて、空も薄汚れて曇っていた。

 

(つづく)

 

【執筆者プロフィール・卯月恭一】

エロスと猟奇殺人事件が脳に疼く犯罪系ライター。詐欺犯、覚せい剤犯、元殺人犯などと交流があるが、本人はいたってまじめな性格。飲み屋では風俗と変態話で盛り上がる。

ライタープロフィール

かんない太郎

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当サイトの管理人。根は真面目ですが裏では結構エロいことやってます。

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