アダルトから風俗店と風俗裏情報まで、風俗(エロ)に まつわる事なら何でも記事にしちゃう異色のコラム系サイト「かんない.net」

かんないnet
広告募集中

猟奇家族【193 】/ 卯月恭一

2016年09月18日(日)

午前中に出勤した。この日は休日のため、夢乃も一緒に車で出向いた。

休みの日はそれなりに売り上げも伸びるので、真純は張り切っている。

 

順調に売れ、真純は額から汗を流すほどにたこ焼きを焼いた。鉄板からの熱気が身体に届き、かなりあつい。それでも、真純はひたすら生地を鉄板に注ぎ、産地直輸入のタコを使ってたこ焼きを焼き続けた。

img_01

ひといき入れようとミネラルウオーターを飲んでいると、隣で焼いている夢乃が声をかけてきた。
「ねえ、さっきから、ずっとこっちを見てる人がいてるけど」
「なに?」
真純は不審に思って聞き返した。
「ほら、その電信柱のところ」
夢乃がおかしなことを言うので、真純はさりげなくその方向を見た。確かに一人の男がこちらを見ている。真純は急に心臓がどきどきする。気持ちが少しばかり揺れた。

 

「まさか、警察か……」
真純はまた見た。男は動かずに電信柱のところで煙草を吸っている。サングラスをかけている。上はラフなシャツ、下は黒いジーンズだ。ショルダーバッグを下げている。真純は警察かと勘繰ったが、警察が一人であんなところから観察しているのもおかしい。今更、警察が訪ねてくるのも納得がいかない。

 

さりげなく視線を送り、真純はまたちらっと観察した。
あいつ、どっかで見たことがあるぞ。どこで見たんだろう……。

 

真純は記憶を辿った。
あいつ、例のフリーライターや!
真純の事件を追いかけていたフリーライターではないか。間違いない。
心臓が高鳴り、なぜあの男があんなところにいるのか。真純は真剣に考えた。まさかあの男は俺の事件をまだ追っているのか。何か新しい証拠でも掴んでいるのか……。
真純はたこ焼きを串でひっくり返しながら、考えた。

 

(つづく)

【執筆者プロフィール・卯月恭一】
エロスと猟奇殺人事件が脳に疼く犯罪系ライター。詐欺犯、覚せい剤犯、元殺人犯などと交流があるが、本人はいたってまじめな性格。飲み屋では風俗と変態話で盛り上がる。

提出済み

ライタープロフィール

卯月恭一

卯月恭一

エロスと猟奇殺人事件が脳に疼く犯罪系ライター。詐欺犯、覚せい剤犯、元殺人犯などと交流があるが、本人はいたってまじめな性格。飲み屋では風俗と変態話で盛り上がる。

関連記事(このカテゴリ内)

この記事のネタのタレコミを募集します。



※女の子の記事なら、体験談の感想、ココを詳しく教えて欲しい!!など…・

※コラムなら、ネタのタレコミ、コラムにして欲しい題材!!絶賛募集しています!!

かんない.net編集部と一緒に裏情報を発信しませんか??

コメントを残す

※必須

CAPTCHA


女の子タイプのカテゴリ一覧

おすすめ優良店