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学生時代とともに卒業、贈ることば/風俗嬢としての私(19)※最終話

2015年07月31日(金)

見覚えのあるお客様

fuzokujyo-watashi_saigo01風俗で働き始めたころから、名前は思い出せなくても、顔や身体を忘れることはありません。今回は単語カードに書いているので指名の場合は安心なのですが、困ったのは「どこかで会ったけれどこのお店ではない」のパターンです。
新店のヘルプで出勤しているとき、写真指名が入りました。待ち合わせ場所に立っていたのは、元体操選手の池谷さん似の男性。私はこの方をどこかで見かけたことがありました。
60分コースの施術中、何の会話をしていても「はて、どこの店だったかな?」とそればかりがグルグルしていました。
記憶の片隅から「ワタやん」って呼んでいたことが浮かんできましたが、自信が持てなくて「ワタやんですよね? どこでお会いしましたっけ」とは訊けず……。池谷さんも私に気づいていないのか、探ろうとしてくるようすはありません。
どこかで何回か指名してもらっていて、コースはいつも最短コース。どちらかといえば早漏気味。どんな会話してたかな――。

その日の時間内に私は目の前の池谷さんと記憶のワタやんを重ね合わせることはできませんでした。帰りにうかがった名前からも、それ以上の記憶を呼び起こすヒントにはなりません。
しかし数日後、私は急にワタやんのことを思い出しました。痴女店の常連様でいつも禁止行為をねだってきては「あの子はしてくれたのに」と口を尖らせていたことを。

 

席は残しておくから、と言われて

fuzokujyo-watashi_saigo023月中旬、学校を卒業するとともにアロママッサージ店からも卒業しました。指名してくれていたお客様には2月あたりからあと1ヶ月くらいで卒業しちゃうからね、と伝えていましたから、常連様は顔を見せてくださいました。
以前から私の連絡先を知りたがっていたお客様たちは最後にかこつけて携帯を取り出しましたが、また復活するかも、と言いながらはぐらかしました。惜しんではくださったものの、「就職しても頑張って」のような前向きな言葉はありませんでした。
風俗で働いた時間を知識とお金に変えて、これまで生活をしてきました。いろいろなことがあったとはいえ、今があるのはこの業界のおかげ。本当のところ、卒業してしまうのは少し寂しくもありました。
けれども、これからは日傘の陰ではなく、燦々と照りつける太陽の下で働かなくては――
「ほんまに辞めるん? でも席は残しておくから。お金に困ったらいつでも来てよ。ATM代わりにする子、結構いてるんやわ」
見送られた言葉に笑顔で手を振り、もう戻ってこないだろうな、と予感しました。それからしばらくは私のパネル写真がホームページに残り続けていましたが、4年経った今、久しぶりにアクセスしてみると女の子のページは一新され、統一された背景や口隠しポーズはなくなって、随分とPOPな仕上がりになっていました。その中にはもう、私の写真も名前もありませんでした。

 

風俗嬢としての私―駆け抜けた4年間―

fuzokujyo-watashi_saigo03どこのお店に行っても地味な活躍しかしてこなかったな、というのが本人の4年間を通しての素直な感想です。「日給35000円」の文字に高校生の頃から人知れずいつかは、と思いを抱いてついに、18歳の夏に新たな世界の扉を開くために電話をかける――。
ホテルヘルスに始まり、業種を転々として流れ着いた最終地点はアロママッサージ。そのあいだ、いろいろなお客様、スタッフに出会い、私自身変化を遂げて(とくに性癖)新しい私も発見することができました。
地味な活躍でしたが、最後に新店と掛け持ちをしたことによってネットに名前が挙がりました。アロママッサージ店と新店がグループ店であることがなぜか世間に知れてしまっていて、スレッドが立てられていました。その中で「アロママッサージの誰々ちゃんが新店の誰々ちゃんだ」という書き込みが殺到して、私の名前ももれなく載っていました。髪型も違えば、新店のパネル写真では顔全体がモザイクがかっているのによくわかったな……と感心してしまいました。

 

とにもかくにも、この連載を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
とくに男性の方。もしかすると知りたくなかった裏話もあったかもしれません。時代は流れ、女の子もお店も良くも悪くも変化していると思います。どうかルールを大幅に破らない健全なお遊びを。
女性の方に対していえば、勧めるような仕事ではないけれども、もし始めなければいけない事情があるのだとするならば全力でアドバイスしたいと思います。若ければ若いほど、受けるショックは大きく、失うものは多いでしょう。その代償に高額なお給料と風俗という特殊な業種でしか経験し得ないこと、学べないことが一生の財産になるのです。

 

それではまたいつかどこかで、お会いできることを楽しみにしています。

 

ひろ

 

ライタープロフィール

ひろ

ひろ

元風俗嬢。26歳。関西在住。現在はホステス、モデル。 ライター、小説家を志している。

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