アダルトから風俗店と風俗裏情報まで、風俗(エロ)に まつわる事なら何でも記事にしちゃう異色のコラム系サイト「かんない.net」

かんないnet
広告募集中

風俗店で初めて人間関係ができて――友達と先輩と/風俗嬢としての私(12)

2015年06月12日(金)

クリスマネージャーと店長

fuzokujyo_watashi_tomodachi01働き始めてからも、クリスマネージャーは私とあまりコミュニケーションをとろうとはしませんでした。仕事をつけるときとシフトを申請するときくらいで、私も自ら話しかけようとは思いませんでした。その一方で、古株のお姉さん方3人と指名ナンバー1、2は可愛がって食べ物を差し入れしたり、こまめに話し込んだりしていました。もしマネージャーが私の面接を担当していたら、絶対にこの空間にいることはなかっただろうな、と女の子たちと盛り上がるマネージャーを横目に、待機室に転がっている小説を読んで暇を潰していました。
待機室は入り口付近にリクライニングチェアが3台並んでいて、その前に大型のテレビが置いてあります。奥にカーペットが敷いてあって、ガラスのテーブルがひとつ、隅にはひざ掛けが何枚か積み上がり、あたりにはクッションが数個転がっていました。

リクライニングチェアは古株のお姉さん方が陣取っていて、あとの女の子たちはカーペットの上でだらだらと過ごしています。女の子同士で和気あいあいとしている姿もちらほら、私のように孤立している女の子もいて過ごしにくい感じではありませんでした。
皆が出払っていたり、ラストまで出勤しているのが私だけだったときは店長が待機室に来て話しかけてくれました。読書好きという共通点があって、店長はたくさんの漫画や小説の話を聞かせてくれました。

 

友達よりなんでも言える仲間

fuzokujyo_watashi_tomodachi02カーペットの上で待機しているあいだ、相変わらず私は挨拶を除いて誰かと交流することはありませんでした。小説を読み、飽きれば転がっている漫画に手をつけ、それがなければホットペッパーのページを捲っていました。
授業の兼ね合いで出勤している時間も短く、フリーの客足も少なかったために、オナクラ店で仕事をした回数は多くありません。どこの風俗店でもある話だとは思いますが、受付の男子スタッフに気に入られないと仕事って回ってこないものです。当時はクリスマネージャーが受付に立っていたときはほとんどフリーのお客さんをつけてもらえませんでした。そのおかげで私の風俗史上初めて、勤めている女の子とガールズトークを楽しむことになります。
カーペットのスペースには5、6人ほど座ることができて、顔ぶれによって賑やかなときもありました。ヘルス出身の指名ナンバー1、2は以前勤めていたところから一緒にいるようでニコイチの存在。ソープに詳しい女の子、男運がまったくない女の子、両親に風俗で働いていることがバレた女の子――あまり歳が変わらない彼女たちの壮絶な人生の一面を垣間見、また私のプライベートな話もしました。風俗を通してできる悩み事は、学校で知り合う友達にはなかなか言えません。でも同じ穴のムジナなら話せることがたくさんあります。そういう意味では今までより稼ぐことはできませんでしたが、有意義な時間を過ごしたように思います。

 

遊びに連れて行ってくれた先輩

fuzokujyo_watashi_tomodachi03入り口から3番目の、カーペットスペースの隣に置かれたリクライニングチェアを占拠していた女の子――重盛さと美似の先輩は、どういうわけか私のことを気に入っていてよく飲みに連れて行ってくださいました。さと美先輩の印象は柔らかくて優しい女性。コーチのバッグを愛用していて、素敵なバッグですね、と褒めると「お客さんがプレゼントしてくれたの。頑張ったらひろちゃんも買ってもらえるようになるよ」と爽やかな笑顔が返ってきました。
その発言通り、さと美先輩はお店の中でも上位の指名嬢。周囲の会話からコーチのバッグをプレゼントしたお客さんはもちろん、数人のお客さんはさと美先輩にかなり入れ込んでいるようでした。
私より3、4つ上のさと美先輩は当時27、8歳でバツイチ、一児のママでした。バツイチにも子持ちにも見えなかったのは、女性として輝いていたのと羽振りの良さにありました。ダーツバーに連れて行ってくださったときは、普段の鬱憤を晴らすかのようにダーツの矢を投げ、私や店員にテキーラを飲ませて、財布からどんどんお金を出して、またダーツをして……楽しそうに笑っていました。
私が酔っ払うとさと美先輩はお会計を済ませ、タクシーを捕まえて私を放り込みます。運転手に数千円渡して「これで足りるよね?」と言って帰されたこともありました。
翌日、お店で「昨日はすみません……ごちそうさまでした。これ、よかったら」と言って百貨店で買ったクッキーと紅茶を渡しました。すると、「もうっ、気ぃ遣わなくてもいいのっ。また行こうね」と目を細めて笑っていました。

 

ライタープロフィール

ひろ

ひろ

元風俗嬢。26歳。関西在住。現在はホステス、モデル。 ライター、小説家を志している。

関連記事(このカテゴリ内)

この記事のネタのタレコミを募集します。



※女の子の記事なら、体験談の感想、ココを詳しく教えて欲しい!!など…・

※コラムなら、ネタのタレコミ、コラムにして欲しい題材!!絶賛募集しています!!

かんない.net編集部と一緒に裏情報を発信しませんか??

コメントを残す

※必須

CAPTCHA


おすすめ優良店