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女王様へ転身――痛みと快感の狭間に/風俗嬢としての私(8)

2015年05月15日(金)

19歳、不安定な時期に就いたのは女王様

hiro-column_smjyoSMクラブ、SMバーを中心に次の店を探していた頃、私はまだ19歳でした。数ヶ月すれば誕生日がきて、やっと成人を迎える、その区切りの年。これまでの人生で最も精神的に不安定なときでした。ふわふわとした恋愛や失恋を繰り返し、風俗嬢を続け、学校では真面目な優等生を演じていました。
この頃には流されやすい性格であることも十分に自覚していて、お店選びには慎重になっていました。SとMが両立するお店は、選択できるとはいえMに回されるのではないか、と不安でしたし、SとMと痴女を扱っているところもあるけれど、サービスはハードなことをしないとお客さんがつかないのかもしれない……。バーも魅力的でしたが、営業時間を考えると終電までに帰れそうにありませんでした。
――女王様専門で、終電には間に合うお店。この条件は意外に難しく、当時は私が数ヶ月間お世話になっていたSMクラブくらいなものでした。

 

新境地、マンションの中にSMクラブ

hiro-column_smjyo02私が働いていたSMクラブの受付は市内のマンションの中にありました。今までは雑居ビルの中に受付と待機室を構えているところばかりだったので、エントランス前で部屋の番号を押すオートロック式は新鮮でした。面接を受けたとき、友達の部屋に遊びに来たような雰囲気で迎え入れられました。男子スタッフはおらず、女性の店長と女の子(子、というより女性)たちが手狭なワンルームの一室でテーブルを囲み座り込んで待機していました。お客様が来たときだけ店長が受付に立ち、パネル写真(小さなアルバム)を見せて案内しています。
前に痴女をしていた、と伝えるとすんなり採用されました。ですが、今までと違って需要も客足も少なく、待機時給の保障もありません。細かな備品は自分で揃えなければなりませんでした。それでも、私にはこのお店しかなかったのです。
入店初日、初めて水色のテラテラしたボンテージを身につけ、パネル撮影をしてもらいました。とはいえ、カメラマンが来るわけでもなく、女王様歴10年以上のお姉様がデジカメで撮ってくださった簡単なもの。荷物置き場と合わさっており、お世辞にも撮影環境が整っているのはいえないこの部屋はかつて風営法が改正される前、プレイルームになっていたそうです。

 

ご指導

hiro-column_smjyo04痴女を経験しているとはいえ、女王様とはいくらか勝手が違います。マニュアルはありませんが、パネル撮影をしてくださった「その道」のプロ、黒木女王様から緊縛の方法をご指導いただきました。
痴女のときは両手両足を縛れれば十分だったのですが、女王様はバリエーション豊かな緊縛ができないといけません。亀甲縛りはもちろんのこと、手足も手首や足首だけにロープをかけるのではなく、腕まで、ふくらはぎまで美しく縛り上げる手順を習いました。
待機中は習得した技を忘れないように、自身の両足を縛って練習していました。そうやって過ごしているうちにお客様がいらっしゃって、ベテラン女王様とお客様、私が加わって3Pでの実践指導がおこなわれることになりました。
「じゃ、行きましょうかっ」
明るく声をかけてくださったのは紅玉女王様でした。紅玉様は小柄で可愛らしい顔立ちをされているのに、赤い口紅の塗られた小さな唇や、時折見せる冷ややかな目つきがミステリアスで、同姓の私でもドキドキしてしまうほどの魅力をお持ちでした。
初めての本格的SMに私は胸の高鳴りを抑えながら、よろしくお願いします、と頭を下げました。

 

三者三様のプレイスタイル――当店人気№1、紅玉女王様の時間

hiro-column_smjyo03痴女やSMなどの攻めと受けがはっきりしている業種の難しいところは、ムードを作ることだと思います。攻める側に照れがあるとなんとなくうまくいきませんし、かといってどこから「私が攻めるんだぞ」という空気を醸し出せばいいのかも難しいところ。
――雰囲気づくりを制すものは攻めを制す。風俗で学んだことのひとつです。私がお会いした女性の中で、それが最も美しかったのが紅玉様でした。会って数秒、受付を出たその瞬間、
「持ちなさい」
お客様にプレイバッグを差し出します。見た目は小さな旅行バッグくらいの大きさなのですが、多種多様のプレイ道具とボンテージが入っているので意外に肩にくる重さです。
マンションの廊下、エレベーターまで到達していない時点で彼女は確かに女王様で、お客様はシモベなのでした。
ホテルに入ってからは、いつかAVで観た「挨拶」が始まりました。私たち女王様はソファーに腰掛け、お客様はその足元に跪き「本日はよろしくお願いします」という挨拶をします。そのときにお客様が何をされたいのかをさりげなく訊き出します。この方は紅玉様のリピーター様なので、紅玉様はだいたいの勝手がわかっているみたいでした。
お客様がシャワーを浴びているあいだに着替えを済ませ、部屋の明かりを調節したり、ベッドにプレイ道具を並べたり、低温ローソク(あの赤いローソク)を使う場合に備えてシーツを汚さないようシートを敷いたりと大忙しです。
「こっちに来なさい」を合図にお客様がベッドまでたどり着けば、たちまち紅玉ワールドに包まれていきました。
お前は変態でどうしようもない奴だと叱りつけられ、鞭で全身に痛みを与えられて興奮していくお客様のようすを私は隣でじっと見ていました。一物はピンヒールの餌食となり、弱々しい喘ぎとねっとりとした吐息が部屋に充満していきます。紅玉様は罵声を浴びせきったあと、お客様を抱きしめて「よしよし、可愛い可愛い」と甘い言葉を並べ、お客様が安堵で力を抜いた瞬間、突き放し、痛みという快感を与えておられました。まさに飴と鞭のSMプレイ――。
最後は身体にローソクを垂らす体験をさせていただきました。低温とはいえ、やけどの危険性もあるので、身体にはたっぷりローションを塗ります。熱いっ、そう言われるともっと垂らしたくなるという新しい性癖が開花した瞬間でした。

ライタープロフィール

ひろ

ひろ

元風俗嬢。26歳。関西在住。現在はホステス、モデル。 ライター、小説家を志している。

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