2014年09月16日(火)
今からそれをご報告します。
娘の不自然な歩行を少女の母親は気づきました。それでどうしたのかと問いただしたところ、輪姦されたことがわかったのです。
母親は訴えたものか、どうしたらよいものやら……。悩んだあげく、私のところに相談にきたのです。
訴えるのは簡単です。でも、そうすれば、刑事のねちねちとした質問攻めにあい、「男は、どのようにして襲ってきたか?」「どのようにして下着を脱がされたか?」「どこを触られ、どこに入れてきたか?」などなどと傷だらけの娘を、さらに傷口を広げるような質問をされてしまいます。
確かに事実関係を調べるためには仕方がないのかもしれません。でも、少女にとっては地獄でしょう。
また、裁判といっても強姦罪の裁判は、少女が犯された時のその場面を警察調書にもとづいて、警察で調べられた時と同じようなことを「再現する」のですよ。成人でもためらわれる再現裁判を、まして思春期の少女の心を、なお一層に傷をつけることになりかねません。
それに輪姦した少年たちには、「少年法」という壁があって、成人のような罪には成りにくい矛盾と欠点があるのです。訴えても結局は「恥の上塗り」のようになってしまい、親も娘も深傷をおうだけでしょう。だから事は内密にして示談で解決するしかないと、私は教えました。
「それでは先生が解決してくれ!」
ということから私はA少年の両親に会い、事の次第を説明したところ、
「うちの子がそんなことをするはずがない!」と強く否定するのです。当然でしょう。
そこで私は一計を案じ、Aと3人の少年を私の家に呼び、輪姦したということを認めさせて、刑事告訴しないかわりに親に「損害賠償をしてくれ、と両親に言いなさい!」 とさんざん怒りました。
可愛い娘を輪姦されては、殺しても飽き足らない父親の無念さを、私が代弁したのですよ。
(つづく)
大阪市内でボランティア活動をしている。男女の性に詳しく、性犯罪のトラブル処理も担当。妹は産婦人科医。このコーナーでは、男女の性のエチケットを紹介していきます。
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