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ラースとその彼女 体温 2つの映画を観てラブドールについて考えてみる

2014年02月17日(月)

2週にわたって、ラブドールがテーマの映画をご紹介させていただいたが、今回は同じ物をテーマにしたのに、何故ここまで内容が違う映画が出来上がったのか考察してみる。

両作品を見比べてみたところ、同じラブドールを使った映画だが、全く違う印象を与える二作品だということが言える。

感動を求めるなら毛嫌いせずに一度見るべき/「ラースとその彼女」

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まずは、ラースと、その彼女から。
パッケージを手にした時には、どうせしょうもない映画なんだろうと思っていた。

 

なぜならば、この作品のパッケージは、主人公・ラースの隣に、ラブドールの恋人、ビアンカが座るという、あまりにもコメディーらしいものだったから。

ところが、どうだろう。
観進めるうち、物語にぐんぐん引き寄せられる。
いつの間にか、自然とラースを見守るような、そんな気持ちにすら、なっていた。

 

ラースという人間は、子供のころから、不満を口に出さず、自分の置かれた境遇に耐えてきた。
ビアンカに出会ったことで、ラースは、心の病を発症してしまうわけだが・・・。
思うに、これは他人とコミュニケーションをうまく取れない彼なりの、無意識のSOSだったのだろう。

 

ビアンカは、劇中、ラースの心の投影として、存在する。
他人と上手くコミュニケーションをとる事が出来ない彼の、いわば、物言わぬ代弁者というわけだ。
ラースは、ビアンカの存在を通して、今までしたことの無い経験を重ね、人として成長していく。
妄想であるとはいえ、愛するビアンカを守れる男になろうとする姿は、胸を打たれるものがあった。

 

その優しさゆえに、他人とのコミュニケーションをとれなくなってしまったラース。
不器用ながらに、頑張る姿は、誰しもが応援したくなるはずだ。
ラースを取り囲む街の人々の懸命さも、観ていて、人の関わりは素敵なものだな、と、思わされる。
人の持つ優しさを再確認できる、温かい作品だった。
ラブドールという存在すらも認めてしまいたくなるほど、この映画は、本当によく出来ている。

 

まさか、ラブドールがテーマの映画で、こんなに心温まる気持ちにさせられるとは、思ってもみなかった。これは、もはや、コメディーではない。

心の病気を持つ青年の、心の成長を描いた、感動ものである。
ラブドール関連の映画を初めて観る、という方ならば、迷わず観ていただきたい。

はっきりした何かを映画を観て感じようという人にはオススメできない/体温

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次に、「体温」
「見た後に、なんとも言えない気持ちになって欲しい」と、いう、監督の思惑と
しては、まずまず、成功していると言える作品である。

 

72分という、映画としては、比較的短めなである。

 

観た者によって、感じる事も、結末の解釈も分かれるように、複雑な作りになっているので、一度観ただけでは、つまらない、と、感じてしまう人も多いだろう。
正直なところ、私も、一度観た時点では、そう感じてしまった。

 

だが、繰り返し観れば観るほど、一度目よりも二度目、二度目よりも三度目と、
気づく事や、感じる事が増えていく。
感覚で言えば、文学小説を読んでいる時のそれに近い。
気がつけば、何度も、繰り返し観てしまっている自分に、気がついた。

 

「ラースその彼女」との共通点があるとすれば、主人公が他人とコミュニケーションをとるのが苦手なタイプだ、
と、いうところなのだが、ラースの、純粋でまじめな性格と違い、倫太郎は、陰湿で、ネガティブな性格を持っている。
共感できる部分が、いかんせん少なすぎるのが難点だ。
結果、観る者を選びすぎる感は、否めない。これによって、賛否は、大きく分かれるだろう。
どうして、倫太郎は、他人とコミュニケーションをとることが出来ないのか?
それは、元来なのか?何か理由があったからなのか?など、説明的なものも無い
ままに、物語は、淡々と進んでいく。

 

狙ってそう作られているのだから、当然なのだが、全体的に、観る者に不親切な
感じを与えてしまう。

 

映画とは、そもそも伝えたいことがあり、観てもらうために作るものだ、と、いう、私自身のこれまで認識を、良くも悪くも、裏切られた気がした。

 

ラブドールと人間を、一人二役で演じさせる。
生活音と、声以外は、無音で撮影する。
など、リアリティーへの追求心は、目を見張るものがある。

人間の心理描写においても、非常にリアルに表現されている。
綺麗事だけで無く、誰しもが心の隅に必ず持ち得るだろう卑しさを、これでもかと描いている。

 

ラブドールという存在を通して、人の持つ卑しさと向き合う72分間というわけだ。

まとめ

孤独な心を救う一つの形として、ラブドールが存在する、ということは、どちらの作品からも感じ取れるが、「ラースその彼女」を陽とするならば、「体温」は、陰。

 

同じラブドール作品というカテゴリーの中でも、両極端な2作品となっている。

 

アメリカ映画だからとか、日本映画だからとか、そんな事は一切関係はない。
根本から製作者側の伝えたいことが違うのだから、お国柄だからと線引きはできない。

心温まりたいなら「ラースとその彼女」を見るべきだし、何とも言えない気持ちになりたいなら「体温」を見るべきです。

ライタープロフィール

かんない 次郎

かんない 次郎

かんない太郎の弟分。かんない.net編集長。経費を使っての風俗遊びが得意。生涯現役風俗ユーザー!!

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