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色違いの瞳の魔女(前編)

2013年09月28日(土)

美女は緑色の肌で体毛がなく、魔界に棲む存在だった・・・

hitomi_majyo再開発地区……昼間でも人気(ひとけ)が少ない場所だが、深夜に近い時間ともなると完全に人気など無い。
 もう人が立ち寄ることがない、半ば廃墟と化しているビルに囲まれている場所。昼間でも不気味な雰囲気があるので、夜になったら訪れるのはゴメンだと思いたくなる場所。
 そんな場所で、銃声が何発も響いた。
 銃声の後には爆発音が響き、その後には奇声としか言いようがない声が響いた。
「まったく……人使いが荒い機関だわ」
 そう呟くのは、ボディフィットしている黒いジャンプスーツに黒いコート、そして黒い手袋とブーツいう黒一色の女だ。美女と言っても過言ではない、銀色の髪の女。ジャンプスーツの胸の部分は挑発的に押し上げられており、両手には銃が握られている。
 モーゼル・ミリタリー……銃声は、それから響いたものだ。
 前髪で左目を隠しているモーゼル・ミリタリーを持つ女の前には、異形とでも形容すべき存在がいた。
 大きさは人間の子供ほど。人の形をしているが、それは人ではない。肌の色は緑色だ。
 人間の肌の色ではない。
 全体的な雰囲気は、サルに似ている。しかし、体毛が無いのでサルでもない。
 体毛が無く、肌が緑色のサルなどは、この世に存在しない。
 モーゼル・ミリタリーを2挺持つ女の前にいるのは、この世の存在ではない。
 魔界や異界、闇の世界……呼び方は様々だが、この世とは法則などが異なる世界に住む存在だ。
 それはアヤカシと呼ばれる存在。人外の存在。
 黒一色の女の前にいるアヤカシは、血まみれであった。そして、血まみれのアヤカシの周囲には、同じ姿のアヤカシの亡骸がいくつも転がっている。頭部を失っているもの、頭部と腕を失っているもの、頭部と脚を失っているもの……などなど。
 血まみれのアヤカシは、
「グギャギャギャーッ!」
 と奇声を発し、黒一色の女に飛びかかる。指に生える鉤爪で女を斬り裂こうと思ったのだろうが、それよりも速くモーゼル・ミリタリーが火を噴いた。
 銃口から放たれた弾丸……淡く輝く青白い光に包まれた弾丸が、アヤカシの右肩に当たる。
 アヤカシの右肩にメリ込んだ瞬間、青白い光に包まれた弾丸は爆発した。
「ギャアアッ!」
 悲鳴を上げるアヤカシの右腕が、爆発によって千切れた。黒一色の女は、さらにトリガーを引いてもう1発放つ。その弾丸はアヤカシの頭部にメリ込み、やはり爆発した。
 アヤカシの頭部が四散する。
 黒一色の女を襲うとしたアヤカシは頭部を失い、路面に落ちた。
 女は2挺のモーゼルのマガジンを交換する。
「よう、そっちも終わったようだな」
 2挺のモーゼルをコートの内側に押し込むと、1人の男……黒いスーツをラフに着た、20代半ばと思われる男が歩いてきた。
「こっちも終わったぜ久麗亜(くれあ)。ご苦労さん」
 スーツ姿の男から久麗亜と呼ばれた黒一色の女は、小さく鼻を鳴らす。
「何が、ご苦労さん、よ。ほとんど私1人にやらせておいて」
「そんなことないぜ。俺だって5匹やった」
 男はデザートイーグルのトリガーガードに指を引っかけて、ヒラヒラさせながら言う。
「私は、その倍以上やったんだけど」
 女が男をジト目で見た瞬間、風が吹いて左目を隠している前髪がフワッと上がった。
 髪の毛で隠されていた彼女の左目は、右目と色が違った。
 左右色違いの瞳……ヘテロクロミア、あるいはオッドアイと呼ばれるもの。
「いやー悪いねえ。ほら、俺ってさ、久麗亜と違ってそんなに強くないからさあ」
 男はやはりデザートイーグルをヒラヒラさせながら、おどけたような口調で言う。
「1体倒すのに時間かかっちゃうんだよねえ」
 黒一色の女……久麗亜は、また小さく鼻を鳴らした。
「あわよくば、こいつらに私が倒されれば……なんて思っていたんじゃないの?」
 そう聞かれると、男は「まさか」と返した。
「俺はそんなこと、カケラほども思っちゃいないぜ」
 デザートイーグルをヒラヒラさせ続けている男に、
「私に銃の使い方を教えてくれた人の言葉よ……銃で遊ぶとツキが落ちる。あなたがそうは思っていなくても、私を監視している人たちは違うんじゃない?」
 久麗亜は周囲に視線を走らせながら言う。
 廃墟と化している周囲のビル……普通の人間だったら見えないかもしれないが、あちこちのビルに人がいるのが久麗亜には分かった。
「もう少し上手に隠れるように言うことね。バレバレよ」
「お前の感覚が鋭すぎるんだ。普通は気付かないぜ」
 男はデザートイーグルをジャケットの内側に押し込む。
「5体倒せたのがやっと……ってのは、本当だ。俺はお前ほど強くないぜ、久麗亜。お前にとってはザコでも、俺にとってはそうじゃない。それは、お前がよく知っているんじゃないのか?」
 男はおどけた雰囲気を消し、真剣な表情になって久麗亜に言う。
「少なくとも俺は、お前に死んでほしくはない。が、上の連中がお前の存在をどう思っているかまでは、分からない」
「死んでほしい……そう思っているんじゃないの? 私みたいなのは、厄介でしょうからね。あなたみたいに能力が弱い人間と組ませているのは、あわよくば……という考えのことでしょうね」
 そう言って背中を向ける久麗亜に、
「戦力としては上等だ、失いたくない、と思っているのもいるだろうさ。残念ながら、ウチは一枚岩じゃないんだ。派閥がある。お前の言うとおり、あわよくば、って考えているのもいるだろうってのも事実だ」
 と男は告げた。
 その言葉を聞いているのかいないのか、久麗亜は歩きだす。
「けどなあ、俺個人としちゃお前には死んでほしくはない。俺だって普通の人間じゃないんだ。どちらかと言えば、お前側だ。だから、俺はお前の味方でいる。上がどう思ってもだ」
「あなたは異能力があるだけで」
 久麗亜は足を止め、肩越しに顔を向ける。
「人間よ。私とは違う。こっち側じゃない。あなたは人間側。だから、私に肩入れすることはない。けど、あなたの言葉は信じるわ」
「それで充分だ。俺を信じてくれ」
「朝一でお金、口座に振り込んでちょうだい」
 そう言い残し、久麗亜はその場を去っていった。
 黒一色の久麗亜……まるで、夜の闇の中に消えていったように見えた。
 1人残った男……来須省吾(くるすしょうご)は、周囲に転がっているアヤカシの亡骸を見回す。
「こんな連中、久麗亜を使うほどじゃないだろう。試しているのか? 久麗亜がちゃんと言うことを聞くかどうか?」
 そんなことを呟くと、その場に防護服のような服を着た集団がやって来た。その集団は、省吾を見るとわずかだが顔をしかめた。そして、彼を見ないようにして作業に入った。まるで、彼などいない……彼に関わりたくない、という雰囲気である。
 その集団の中から1人、省吾に近づいてくる者がいた。
「お疲れさまです。後の処理は我々にお任せください」
 そう省吾に言う言葉の中には、さっさとここから消えろ、という響きが含まれているように感じられた。
 感じられたではなく、さっさと省吾にこの場から立ち去ってほしいのだろう。
 防護服のような服を着た集団は、久麗亜が仕留めたアヤカシの亡骸を袋に詰め、路面を濡らしている血を洗浄していた。
 省吾は「任せた」とだけ告げ、ジャケットのポケットに手を入れて歩きだす。
「俺が人間側だって? 違うな久麗亜……人間は自分とは異なるものを嫌うし怖がる。嫌われて、怖がられている俺は、やっぱりお前の方の側の存在だよ」

久麗亜は不思議な女だ。

 年齢は不詳……20代と言われれば20代に見えるが、まだ10代と言われれば10代の少女に見える。
 年齢を聞かれると、艶やかな笑み……しかし見ようによって少女の笑みのように見える表情を浮かべ、
「ご想像にお任せします」
 と返すだけであった。
 久麗亜の年齢を知る者は、誰もいない。少女として接している者もいれば、大人の女として接している者もいる。
 大人にも少女にも見える、不思議な女である久麗亜。そんな不思議さが、彼女の魅力になり、人気を生んでいるのかもしれなかった。
 彼女がこの街にやって来たのは、半年ほど前のことであった。
 久麗亜は、会員制の高級クラブで働いていた。表向きの顔だ。
 本当の顔は別にある。

 そこは、昼間も夜も静かな街。セレブと呼ばれる階級だけが、足を踏み入れることができる場所。
 3階建ての高級住宅に見える建物……しかし、そこは住宅などではない。
 高い壁に囲まれ、庭には噴水がいくつもあり、様々な国の植物が飾られている温室がいくつもあるそこは、会員制の高級クラブであった。
 監視カメラが付いている分厚い金属の扉が開き、黒い高級車が庭の中に入ってくる。
 高級車が通り抜けると、扉はすぐに閉じた。監視カメラがあるのは扉だけではない。
 目立たないように、壁の内外にいくつも設置されている。そして庭には、高級スーツを着た男たちが何10人もいた。
 簡単に、庭の中には入れない。入れたとしても、すぐに男たちに発見され、捕まってしまうことだろう。
 かなり厳重な警備。客は、大企業の社長や資産家の御曹司、やり手の青年実業家などなど。社会の上の方にいる人間たちだ。
 警備は厳重すぎるぐらいが丁度良かった。
 クラブの中では、セレブ階級の会員たちがギャンブルや食事、酒などを楽しんでいた。
 フロアの一画には、カーテンで閉ざされている場所があった。
 明るかったフロアが薄暗くなり、カーテンで閉ざされている一画だけが明るくなる。
 それは何かの合図なのか、会員たちは食事やギャンブルの手を止めて、そちらの方に視線を向けた。
 カーテンが開き、隠されていたものが見えるようになる。
 隠されていたものは、ショーステージであった。ショーステージには人影が1つ。
 スポットライトが、ショーステージに立つ人影を照らし出した。
 照らし出されたのは、久麗亜であった。ほとんど裸に近い格好だ。
 身に着けているのは極小のショーツに、乳首をかろうじて隠す小さな飾りだけ。
 ステージに設置されているスピーカーから、アップテンポな音楽が響く。久麗亜はその音楽に合わせ、体を動かした。
 体を動かすたびに、豊かな乳房が上下に、左右に、派手に弾んだ。
 男も女も関係無く、乳房を弾ませながら音楽に合わせて体を動かす久麗亜に注目していた。
 男たちは欲望の感情が混ざった視線を大きく弾む彼女の乳房に向け、女たちは彼女が持つ美しさに羨望の眼差しを向けている。女の中には、久麗亜に羨望ではない眼差しを向けている者もいた。
 それは男たちの視線と似ているもの……欲望が混ざった視線。
 久麗亜と体を重ねたいという想いが混ざっている視線だ。
 男だけではなく、同性である女にすらそのような感情を抱かせる魅力を持つ美女……それが久麗亜だ。
 スポットライトを浴びながら体を動かしている久麗亜。その肌は徐々に赤く染まっていき、しっとりと汗で濡れていった。
 妖艶さが、久麗亜から漂う。
 彼女に向けられている欲望の視線……その視線の中の欲望が、どんどん強くなっていく。
 久麗亜は体を動かすのをやめずに、両手を弾む胸へと持っていった。
 男たちの目に、期待の色が浮かぶ。
 久麗亜は乳首を隠す飾りを外し、放り投げた。
 胸の膨らみの頂を飾る乳首が露わになる。
 晒された乳首を見て、男たちは欲望を強め、興奮していった。欲望を強めたのは、男だけではない。女たちも、欲望を高めていく。
 熱気が、フロアを包んでいった……。

「相変わらず人気者だねえ」
 バーカウンターのスツールに座り、ウィスキーのグラスをもてあそびながら、省吾は久麗亜が踊っているステージに視線を向ける。
 男も女も関係無しに、彼女に夢中になっていた。
 誰も彼もが、酒を飲んだり食事をしたり、ギャンブルをするのも忘れて久麗亜に夢中になっているというのに、省吾だけはチラリとステージを見ただけで酒を飲み続けていた。
 久麗亜が放っている妖艶な魅力、その虜になっていないかのようだ。
(半年前にショーダンサーとしてデビューした途端、超が付くほどの人気者になった久麗亜か……はたして、この中の誰が想像できるだろうかね?)
 省吾はグラスを傾けながら、踊り続けている久麗亜に熱い視線を向けている男たちや女たちを見回す。
(実は半分人間じゃないことを……女に関しては、どうして自分が同性の久麗亜に惹かれているいるのか分からないだろうな。想像すらもできないだろう)
 グラスが空になる。バーテンダーに新しい酒を注文しようとした省吾だが、無駄だと知ってやめた。カウンターにいるバーテンダーも、ステージの久麗亜に視線を向け夢中になっている。
 バーカウンターには省吾以外の客もいるが、誰もバーテンダーに文句を言おうとしない。
 なぜなら、バーカウンターのスツールに座っている者たちもステージ上の久麗亜に夢中になっているからだ。
 カジノのコーナーも同じだ。ギャンブラーはカードを配ろうとしないディーラーに文句を言おうとはしない。ディーラーも、カードを何枚変えるのか、もう1枚いるのか、それを聞こうとしない。
 どちらも、やはり久麗亜に夢中になっているからだ。
(上が彼女を危険視する理由は、これだな……まあ、こればかりは、久麗亜自身にもどうしようもないだろうけどな)
 省吾が空のグラスをもてあそびながらそんなことを思っていると、音楽がやんだ。ショータイムが終わったようだ。
 赤く染まった肌を汗で濡らしているトップレスの久麗亜がステージで一礼すると、割れんばかりの拍手が鳴り響いた。その拍手は、カーテンがステージを隠すまで鳴りやむことはなかった。
 省吾は1杯だけで1万円近くするウィスキーをもう1杯のみ、カウンターに代金を置いてスツールを下りた。
 酔った様子を少しも見せず、省吾はフロアを後にした。

省吾はホテルの自室に女を呼び出した。

 豪華な調度品で飾られている部屋。壁の一面は大きな水槽になっている。
「いつも思うが……どうにも落ち着かないね。こういう部屋は」
 アンティーク調の調度品で囲まれているベッドに寝そべっている省吾はそう呟く。ジャケットを脱ぎ、ネクタイを外し、Yシャツとスラックスだけという姿だ。
 その時、部屋のドアがノックされた。
「どうぞ」
 と声をかけると、ドアが静かに開き誰かが入ってきた。
「今宵、あなたに夢の一時を運びに来ました。久麗亜です。どうぞよろしくお願いします」
 部屋に入ってきたのは、ドレスを着た久麗亜だ。ベッドの近くまで歩み寄った彼女は棒読みでそう言い、腰を折り曲げる。
「なーんて言ってほしいわけ?」
 頭を下げた姿勢のまま、ジトッとした目で省吾に視線を向けた。
「言ってほしいものだ。できれば棒読みじゃなく、ちゃんと感情を込めてな」
「い・や・よ」
 久麗亜が一文字ずつ区切りながら言うと、省吾は小さく肩をすくめた。
「こっちは客だぜ。高い金払っているんだけどなあ」
「客ねえ……こっちとしては、客とは思えないわ」
 今度は久麗亜が肩をすくめる。
「私を抱くためのお金、機関のお金であって、あなたのお金じゃない。それ国民の税金でしょう? 税金で女抱くのどうよ? って思うけど? それに仕事の話なら、私を抱かなくてもできると思うけど」
「いいじゃないか。寝物語の代わりに仕事の話ってのも、おつなものだと思うぜ」
 言いながら省吾は体を起こすと片方の手で久麗亜の腰を抱き、自分の方に引き寄せた。
 そして、空いている方の手を彼女の背中へと回す。
 背中のファスナーを下げると、ドレスがストンッと久麗亜の足元に落ちる。
 ブラジャーは着けておらず、久麗亜はショーツ1枚だけとなった。
「ササモト製薬を知っているか?」
 久麗亜の背中に手を這わせながら、省吾は聞く。
「最近話題になっている製薬会社でしょう。なんでも、副作用がほとんど無いガンの再発率を限りなくゼロにする薬を完成させたとかで、話題になっているわね」
 背中に省吾の手が這うのがくすぐったいのか、久麗亜はわずかに腰をモジモジさせながら言う。
「まあ、マウスでの実験が成功しただけで、人間を使った実験……臨床実験は行われていないけどね。臨床実験は来年やる予定らしい」
「そのササモト製薬がどうしたっていうのよ?」
「どうもね、そのササモト製薬にアヤカシがからんでいるようなんだわ」
 省吾は久麗亜をベッドに押し倒す。白いシーツの上、久麗亜の長い髪が広がる。
「ササモト製薬ってのは、親族経営とでもいえばいいのかね? 名前のとおり、笹本って家の一族が経営している。幹部は全員、笹本さんだ。んで、本社はこの斗紀桜府にある」
 久麗亜の両乳房が、省吾の手で握られる。指が動き、乳肉を揉まれると久麗亜の唇からは「んっ……」と声が漏れ出た。
 省吾は彼女の乳房の柔らかさを堪能するかのように、何度も指を動かした。
 指が動くたびに、「ん……んふぅ……」と声を漏らす久麗亜の乳房の形が変わる。
「どうして……ん、ふう……アヤカシがからんでいるって、分かったのよ?」
「ササモト製薬の本社ビルの周辺で、怪物のような影を見た……そんな目撃証言が多数ある」
 言いながら、省吾は片方の手で久麗亜の乳房を揉みながら、もう片方の手を彼女の股間へと伸ばしていった。
「んんっ!」
 久麗亜の腰が跳ねる。省吾の手は、彼女のショーツの中に入っていた。
 省吾の指が、ショーツの中で久麗亜の女のスリットに沿って這う。
「うちの情報課の連中が調べてみたら、確かにササモト製薬の本社ビルの周囲に妖気があったらしい」
「製薬会社とアヤカシ……どうつながりがあるのか、分からないわね?」
 久麗亜は唇から熱くなった吐息を零しながら言う。
「ま、それを俺とお前で調べろってことさ」
 久麗亜の女のスリットに這わせている省吾の指……いつしかその指は、何か濡れていた。
 それは、久麗亜の女の部分が零す蜜だ。省吾は女の蜜を絡ませるようにしながら、久麗亜のスリットに指を這わせ続けた。
「それも……情報課の仕事じゃないの?」
 久麗亜が聞くと、省吾は彼女の乳房を揉むのとスリットに指を這わせるのをやめることなく、器用に肩をすくめてみせた。
「まあ、普通はそうなんだけどねえ。感じた妖気から、かなりの大物と判断したらしい。戦闘は苦手なのよ、情報課の皆さんって。だから遭遇したらヤバイからって、俺たちに詳しく調査してほしいとのことさ」
「なんだかねえ……国民をアヤカシから守る機関のエージェントが、それでいいわけ? と思ってしまうけど」
 肩をすくめる久麗亜から、省吾はショーツを脱がして全裸にさせる。
 彼女の股間を飾る銀毛は、蜜でベットリと濡れて肌にはり付いていた。
「情報課にいるエージェントは、アヤカシや異能力者の気配を感じ取ることしかできない異能力者か、同じくアヤカシや異能力者を探知する術ぐらいしか使えない術使いだけだ。戦闘的な術を使える者がいないし、戦闘訓練を受けていない。戦闘的な術や異能力が使え、かつ戦闘訓練を受けているのは、俺たち戦闘課だけだ」
 久麗亜を全裸にさせた省吾は、自分も服を脱いで全裸となる。
 省吾の股間には、男の証が隆々とそそり立っていた。
「情報課にも、戦闘訓練させて武器持たせたらいいでしょうが。もしくは、あなたみたいに戦闘能力を持つ人間を護衛につけるとか」
 そう言う久麗亜の両脚を大きく広げさせ、省吾は両脇に抱えた。
「情報課にまで武器を持たせる予算無いし、護衛をつけるほど人員がいるわけじゃないんだよ」
「なんだかねえ」
「国家機関はなにかと大変なのさ」
 言いながら省吾は、そそり立つモノの先端を久麗亜の濡れている女のスリットに当てた。
「アヤカシや異能力者から人々を守るための機関だってのに、予算少ないわけ?」
「そういうこと」
 省吾が腰を突き出すと、久麗亜のスリットが左右に割り開かれる。
「くふうっ!」
 久麗亜は声を響かせながら、首を反らした。省吾が、そそり立つモノを彼女の秘洞に勢い良く押し込んだのだ。衝撃で、久麗亜の体が震える。省吾のモノが埋まる秘洞から、ジワリと快感が全身へと広がっていった。
「少ない予算でやりくりしている上に、お前のようなフリーの人間に払う金だってあるんだ。なにかと大変なんだよ」
 省吾が腰を動かすと、つながった部分からグチュグチュという粘った音が響き、久麗亜の秘洞を満たしている淫蜜が溢れてシーツを濡らしていく。
「お前たちフリーが、うちのエージェントになってくれると助かるんだけどね。報酬分の金を、別のことに使える」
「ん……んふ……ふぅ……嫌よ……」
 久麗亜は熱い吐息と共に言う。
 秘洞から全身に広がる快感は、省吾が腰を動かすたびに大きくなっていった。
「私は組織に……んんっ……属する気は無いわ……ふう、くふぅ」
 全身に広がる快感で久麗亜の肌はほんのりと赤く染まっていき、汗で濡れていった。唇から漏れる吐息も、熱さを増していく。
「フリーの方が……んふぅっ……多くお金が入るしね……あふっ」
「フリーの奴は、みんなそう言うよ」
 省吾は腰を強く叩き込む。
「くふああっ!」
 久麗亜の中を、まるで電流のように快感が疾走する。彼女は甘く潤った声を響かせながら、背中を反らした。その拍子に、肌を濡らしていた汗が滴となって飛び散り、シーツに点々としたシミを作っていく。
「俺もフリーになろうかね」
「と、とにかく……んくう……ふぅああ……ササモト製薬の本社ビルを調べればいいわけね……あふぅっ!」
「そういうことさ」
 言いながら、省吾は体勢を変える。自分がベッドに横になり、久麗亜を上にさせた。
「んんっ!」
 省吾を跨ぐような形になった久麗亜の体は自重で沈み、結合が深くなる。秘洞から全身に広がる快感は、さらに強さを増していく。
 久麗亜の全身の肌は真っ赤になり、銀色の髪の毛まで汗で濡れていった。
「いつもどおりアヤカシ退治をするわけだが……場合によっては、お前の能力の1つを使ってもらう必要があるかもな」
 自分の股間の上に跨がり、真っ赤に染めた体を快楽で小刻みに震わせている久麗亜を見ながら省吾は言う。彼は、腰を動かそうとはしない。自分で動けということなのかと思い、久麗亜はゆっくりと腰を上下させ始めた。
「はあ、ふぅ、んっ……ど、どういうこと……?」
 久麗亜が自ら腰を上下させるたびに、つながった部分から大量の淫蜜が溢れて彼女自身の下腹部、省吾の下腹部を濡らしていく。
「ガンの再発率を限りなくゼロにする薬……それを造ったの、薬科大学を出たばかりの人間なんだよ。そいつも笹本さんでね」
「はっ、ふぅ……んっ、んふ……薬科大学を卒業したばかりの人間が、そんなすごい薬を造ったっていうの?」
「それだけじゃない。その男な、ギリギリで薬科大学を卒業したらしいんだ。つまり、あんまり頭はよくない。そんな人間が、そんなすごい薬を造れると思うか?」
 省吾は、久麗亜が腰を上下させるたびに弾む乳房を楽しげに眺めながら言う。
「はあ、ふっ……ふぅ……偶然造ることができた……ってこともあるんじゃないの?」
「その可能性も否定できないが……なんかさ、タイミングが出来過ぎ、だと思わないか?」
「出来過ぎ……どういうことよ?」
 久麗亜は腰の動きを止めることなく、省吾に聞き返す。汗で濡れている髪は、同じく汗で濡れている真っ赤に染まった肌にいくつもはり付いている。
「新薬ができた……そして、その新薬を完成させた製薬会社の本社ビルにはアヤカシの気配がある、アヤカシらしい影が目撃されている……タイミングが出来過ぎていると思うんだよ、個人的に」
「新薬とアヤカシが……んくぅ……ふぅ、うう……関係しているっていうの?」
「ギリギリで薬科大学を卒業したような人間が、そんなすごい薬を造れるとは思えない。たとえ偶然でもだ。親族が経営している会社がなきゃ、どこの製薬会社にも行けなかったような人間だ。何かある……と思うんだよ」
 久麗亜が腰を動かしているうちに、省吾のモノを収めた秘洞が妖しく蠢きだす。その蠢きはどんどん激しさと妖しさを増していった。
 まるで、射精を促すかのような蠢きだ。
「もし、その薬を開発した奴がアヤカシと手を組んでいたら……こらしめる意味で、お前の能力の1つを使ってほしいわけだ、うちとしては」
 それまで久麗亜の好きにさせていた省吾は、上半身を起こすと彼女の腰を抱いた。
 久麗亜の秘洞に埋まる省吾の肉棒は、ビクビクと脈動としている。
 久麗亜の腰を抱いた省吾は、彼女の体を上下に激しく揺さぶった。
「ふぅああっ! くふぅっ……あふうっ!」
 省吾の手で体を揺さぶられ、肉棒で秘洞を激しくえぐられる。
 強烈な快感が、大きな波となって久麗亜の中を駆け巡っていった。
 肉棒で秘洞を激しく突かれる久麗亜は、股間から脳天へと快楽の矢が貫くような感覚を抱いた。
 省吾は肉棒で、何度も何度も激しく久麗亜の秘洞を刺し貫く。
「ふくぅ、はう、はくう……ああ、あふぅううっ!」
 体の中で激しく波打つ快楽の津波で翻弄される久麗亜は、甘く潤った声を響かせながら省吾に抱き付いた。
 省吾はさらに激しく、自分に抱き付く久麗亜の体を上下に揺さぶった。
「はあっ、はう! はうんっ! くふぅ、はふ、はうう!」
 激しい快感で、久麗亜の頭の中は真っ白に染まっていく。省吾の肉棒を収めた秘洞の蠢きが、妖しさを増していった。久麗亜の汗で濡れて赤く染まった裸身がフルフルと小刻みに震えだす。
 省吾は震える久麗亜の体を持ち上げる。肉棒が抜けるギリギリまで彼女を持ち上げたかと思うと、その体を一気に、力強く落とした。
「はうっ!」
 肉棒を根本まで秘洞の奥に叩き込まれた久麗亜は、目の前で何かが破裂するような錯覚を感じた。
 快感の炸裂……。
「あふううううううっ!」
 炸裂した快感が体の中で暴れ回り、久麗亜の意識を揺さぶった。
「くふぅああああっ!」
 ビクビクと裸身を大きく震わせる久麗亜の秘洞の締め付けがきつくなる。その締め付けによって、省吾は彼女の中に欲望の体液を放った。
「はあ、あああっ!」
 秘洞を欲望の体液でかき回され、久麗亜は性の高みへと達した。
 省吾のモノが埋まる秘洞から大量の淫蜜を噴き出しながら、久麗亜の全身から力が抜けた。省吾は彼女の秘洞から肉棒を抜く。
「ふぅ、ああ……」
 淫蜜と白濁液が混ざったものを秘洞から零しながら、絶頂した久麗亜は余韻の吐息を熱く漏らしながら、ベッドに崩れ落ちた。
 汗まみれの真っ赤な顔で荒く呼吸する久麗亜の頬に省吾がキスをすると、彼女はくすぐったそうに身をよじった。

 

(後篇につづく)

 

 

【執筆者プロフィール・護堂アオイ(ごどう)】

性別不明・経歴不明の謎の小説家。今まで何をしていたのかを聞かれたら、ちょっと小じゃれたバーでグラスを傾け(アルコール苦手なんですけどね)「どこかで何かをしていたさ」と答えます。アニメ・特撮オタク。座右の銘は「何とかなるさ」である。

 

編集部コメント

今回の猥雑コラムいかがでしたでしょうか?
かんない初の「ジュブナイルポルノ小説」です。
ここで、簡単にジュブナイルポルノ小説の説明させていただきます。
ジュブナイルポルノ小説とは・・・ポルノ小説のライトノベル版的な位置。表紙や挿絵などにアニメやマンガ系のイラストが大量に使われ、世界観や主人公のキャラ設定はファンタジーよりで現実世界とは少し違った世界観で描かれる。魔法の世界があったり、人間以外にも魔族の存在がある世界があるが、作品によっては一般社会を描いた世界もあり、非常に娯楽性の強い、バラエティーにとんだ官能小説の一ジャンルです。
純風俗コラムのかんない.netとは若干毛色は違うかもしれませんが、エロに準ずる読み物は全て網羅する事がかんない.net編集部の意志として、一度読んでみて下さい(・∀・)
並びに、今回かんない.netに執筆いただいた護堂アオイ先生にお礼を申し上げますm(__)m
引き続き、かんない.netでは、未だ見ぬ文豪の方々を募集しています。
作家志望の方はこちらからご連絡下さい。
アナタからの熱い作品をお待ちしています!!

ライタープロフィール

かんない 次郎

かんない 次郎

かんない太郎の弟分。かんない.net編集長。経費を使っての風俗遊びが得意。生涯現役風俗ユーザー!!

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