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京都の舞妓と中年画家光彦の恋愛物語【全5話】/快楽ハンター案内人【第一章】

2012年01月29日(日)

みなさん、こんにちは。ワタクシはかんない太郎の父、かんない一郎でございます。今回から快楽ハンター案内人を引き受けました。世間には快楽ハンターがごまんといますが、そうした快楽ハンターを順番に紹介していくのがワタクシの仕事でございます。第一話の舞台は京都、主人公は画家です。京都の街並みは今も伝統を残しています。先斗町あたりには、舞子さんの姿も目立ちます。そんな舞子と中年画家との恋愛物語。さて結末は……。

【第1話】画家の九条光彦が、その女を初めて見たのは、京都のロイヤルホテルのロビーだった。

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着物姿の女性は彼女だけだったから、目立ったのかもしれない。何よりも潤んだ瞳が強く印象に残った。無垢な澄んだ瞳ではなく、何かを訴えている潤んだ瞳。それが光彦の感性をくすぐったのだ。

光彦は今年四十歳。これまで油絵を描きながら全国各地を渡り歩いてきた。京都に住み出したのはちょうど一年前からだ。

光彦は画家で有名になれると思っていたが、何度か二科展に入賞しただけで、相変わらず無名だった。今は美術教室を開き、ほそぼそと暮らしている。

光彦は、自分のアトリエでモデルになってくれる女を探していた。大作を描くためのモデルだ。というのも光彦はこの年になってもう一度勝負したいと思っていたからだ。そんな折り、ロビーでその女を見た時、光彦はそそられるものを感じた。全身からオーラを放った、眩しい雰囲気に心がときめいたのである。

光彦は、いきなりだったが、「待ち合わせですか?」と声をかけた。怪しい者ではないのを説明するのに手間取ったが、女は、「宮川町の歌舞練場で京おどりがあるよってに、友達と見にいくんです」と、独特の京言葉で答えた。喋り方に品があり、光彦は自分の目に狂いがなかったことを確信した。

「舞子さんですか?」

「いえ。もう辞めたんです。何か?」

不審な顔を向けられたので、光彦は「これはどうもすいません。僕はこういうものです」と、画家の名刺を差し出した。

「ちょうどパリから帰国したばかりでして。二科展に出すための作品のモデルを探しております。それで、あまりにお美しい人だったものですから、つい声をかけてしまって……」

光彦は恐縮する態度を取った。

「ぜひモデルになっていただけないかと……。決してヌードなんかではありませんから」

「モデルですか?」

女は顔を曇らせ、興味なさそうだった。

ちょうどその時、同じく着物を着た女の友達らしい女性が現れたので、光彦はたたみ込むように言った。

「ちゃんとモデル料もお支払いいたします。もし興味をお持ちでしたら、お電話下さい。ぜひ、待ってます」

丁寧に頭を下げて、その場をたち去った。

京おどりは一九五〇年、京都の名所などを舞踊化したのが始まりで、祇園甲部の都をどり、先斗町の鴨川をどり、上七軒の北野をどりと並ぶ京都の春の風物詩である。

光彦も一度見に行った覚えがあった。美しい舞子たちの群舞に心踊らされたものだ。そんな過去を思い出し、舞子を辞めたと言った女のことが気になった。

光彦はその晩、眠れなかった。

(つづく)

ライタープロフィール

風間優一

風間優一

会社勤めをしながら、官能小説を書いている。月刊誌などに執筆経験あり。妻子あり。かつて愛人がいたけど、今は別れた。妻からも別れ話が出ている。趣味は釣りと占いを見てもらうこと。京都在住。

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